那須塩原の魅力ー板室温泉ー
板室温泉
板室温泉は、那須連山の西端那珂川上流の深い山あいにある、「下野の薬湯」親しまれる湯治の里です。この温泉は、後冷泉天皇の時代、平安の康平2年（1059年）3月に、那須三郎宗重が狩りのために山奥に入り発見したと伝えられています。泉質は主に無色透明のアルカリ性単純温泉で湯温は約40度。刺激の少ないしっとりとした湯で時間をかけて体を温めるため、いつまでも入っていられる心地よさが評判です。温泉利用の効果が十分に期待できることから、1971年には環境省から「国民保養温泉地」の指定を受けました。
板室温泉三大祈願
～お湯詣り～
板室温泉には古くから3つの治癒祈願所があります。 祈願所でご祈祷していただいた御札を季節ごとに湯口にお供えし、 温泉に浸かることで御利益を得て、 健康になっていただきたいとの思いから始まりました。 一年を通じて『温泉のお詣り」をしていただけます。 「三大祈願祭」では、三種全てをお供えします。
| 4～6月 | 木の俣地蔵尊 |
|---|---|
| 7～9月 | 篭岩神社 |
| 10～12月 | 板室温泉神社 |
| 1～3月 | 板室温泉三大祈願祭 |
板室温泉独自の入浴法「綱の湯」
綱につかまり、立ったまま深めの浴槽に浸かる板室温泉の伝統的入浴法です。、胸あたりから水圧がかかるので、末端の毛細血管まで血行が良くなります。膝や腰などの関節痛に特に効果があると言われています。
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静かな佇まいの温泉街を取り囲むように拡がる大自然は動植物の宝庫です。透明度が高く青く光る清流「木の俣川」、広大な景色が広がり四季折々の花木が楽しめる「沼ﾂ原湿原」の散策もおすすめです。日々の喧騒を離れてゆっくりとした時間をお過ごしください。
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